慣用句と四字熟語

一般的に、四字熟語とは慣用句的に用いられる言葉です。
慣用句は2つ以上の言葉を結んで特定の言い回しをしますよね。
四字熟語も4つの語が結びついて一つの意味をなしていて、
慣用句の一種とされるのです。

ただ、この場合は現代の事象からきている
「高速道路」や「経済政策」などの言葉は含まれません。
「四面楚歌」「色即是空」など、故事にちなんだ場合のことです。

故事は、中国の古典に逸話などから繁用されるものです。
例えば、「柳緑花紅」(りゅうりょくかこう)という花にちなんだ四字熟語、
「やなぎはみどりはなはくれない」とも読まれます。
この花にちなんだ四字熟語は11世紀の中国の詩人、蘇東坡の詩が由来となっています。

柳は緑色をなすように、花は紅色に咲くように、
目に見える世の中のすべてのものは、ありのまま、
自然のままの姿こそが真実であるということです。
それぞれ違って当たり前。それぞれに自然の理がそなわっているのだから、
その当たり前のことを受け止めよう、疑って信じることを忘れるなということですね。

花にちなんだ四字熟語にも言えますが、自然に関する四字熟語には、
改めて考えさせられる言葉が多いですよね。

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